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マンチーニの来季続投を強調するインテル会長 「CLに出られなくても世界の終わりじゃない」

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 インテルのエリック・トヒル会長が、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できなくても「世界の終わり」ではないと述べた。CLに出場できるかどうかにかかわらず、来季も指揮官はロベルト・マンチーニ監督だと強調している。

 インテルは14日、スポンサーのピレリとの契約を延長したことを発表した。マッシモ・モラッティ元オーナーがクラブを買収した1995年からの関係が続くこととなる。年間1200万ユーロ(約15億円)を基本とする5年契約で、トヒル会長は「セリエA最長のスポンサー関係」の継続を喜んだ。

 前節でボローニャを下し、4位フィオレンティーナに勝ち点で並んだ5位インテルだが、3位ローマには勝ち点5差をつけられている。次節はそのローマとの直接対決だ。敵地オリンピコでの大一番で勝てなければ、目標としてきたCL出場権が遠のくこととなる。

 だが、トヒル会長は会見で、インテルの計画は長期にわたるものだと強調した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がコメントを伝えている。

「我々には5年の計画がある。そのうえで、ピッチでの状況は毎週変わるものだ。我々は3位でも満足はしない。我々が望むのはスクデットだ。常に最高を目指す。今季はあと9試合だ。3位になれなくても、世界の終わりではない。大事なのは常に団結することだ」

「最終的な順位にかかわらず、我々が(補強に向けて)準備を怠ることはない。このグループ、そしてマンチーニと一緒に、我々は前進していくよ。今は、監督の契約延長について話していない。彼の契約はあと1年ある。CLに出場しなくても、彼は残ると思っているよ」

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