レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、監督として初めて迎えるクラシコを楽しみにしているようだ。前日会見でその心境を語った。

　監督として初めてのクラシコを迎えるジダン監督。現在の心境を尋ねられると次のように答えた。

「クラシコは、選手にとって最も美しいものだ。今はそれを監督として経験する。だから僕は幸せだよ」

「今晩は落ち着いて寝るよ。これはサッカーの試合であって、楽しまなければならない。監督としての初めてのクラシコを楽しむよ」

　好調のバルセロナに勝つための鍵は何なのか。また、マドリーは自身のスタイルに忠実に戦うのかという質問に対して次のように答えた。

「この数日間トレーニングしていきたことを、試合で実行することだ。私たちは好調で、この状態を活用するべきなんだ」

「集中して試合に臨む。私たちは1つのプレーアイデアを持っていて、明日もいつものようにそれを実行しようと試みる。強い気持ちで試合に入るよ」

　今シーズン無冠で終わった場合、自身の進退はどうなるのかという質問に対しては、次のように答えた。タイトルを獲らないと満足しないクラブの厳しい要求は、選手時代から理解していたという。

「このクラブがどのように動いているかは、分かっている。勝利にのみ価値がある。ここでプレーしていたから、このクラブの強い要求は知っているよ」

「自分たちが何を勝ち取るかではなく、良い仕事をし続けることに集中しているよ。何か良いことが起こるだろう」

　世界中から注目が集まる一戦は、4月1日バルセロナのホームカンプ・ノウで開催される。

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