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コッパ・イタリア優勝なら続投?ミハイロビッチは「1年間全体で評価を」

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 ミランシニシャ・ミハイロビッチ監督は、自身の去就を左右するとも言われるコッパ・イタリア決勝での勝利が重要だと認めながらも、1試合だけで判断されるべきことではないとも主張している。

 今シーズン限りでの退任が既定路線だとの見方もあるミハイロビッチ監督だが、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は先日、ユベントスと対戦するコッパ決勝でタイトルを獲得したとすれば「続投の資格があるかもしれない」との発言もしていた。

 3日に行われるセリエA第31節アタランタ戦を前に、ミハイロビッチ監督は今季終了後の去就の見通しについて次のように述べた。イタリアメディアが伝えている。

「残りは8試合とコッパ・イタリア決勝だ。時間は少なくなっていくが、いくつかのチームに対して追い上げた上で、ユーベとの決勝に向けて良い準備をしていきたい」

「私にはもう1年契約がある。ここにいる限りは全力を尽くし、選手たちからも全力を引き出せるようにしていくつもりだ。続投するのかどうか私が決められることではないが、いつも明確な意識を持ち続けることはできるだろう」

 タイトル獲得は重要ではあるが、監督としての仕事は1年間のトータルで判断してもらうべきだというのがミハイロビッチ監督の考えだ。

「コッパ・イタリアで優勝するのがどれだけ重要なのかは分かっている。我々のシーズンの対外的な印象も変わる。私にとっては監督として初のトロフィーになるし、ほとんどの選手たちにとっても獲得したことがないタイトルだ」

「だが一方で、すべてを1試合で判断できるものではないことも確かだと思っている。試合を支配して敗れることも、勝利にふさわしくない内容で勝つこともある。1年間全体が評価されるべきだ」

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