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キャロル、終了間際のPK献上で主審を痛烈批判「帳尻を合わせようとしたに違いない」

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[4.17 プレミアリーグ第34節 レスター・シティ2-2ウエスト・ハム]

 プレミアリーグは17日、第34節を行い、ウエスト・ハムはFW岡崎慎司が所属するレスター・シティと対戦し、2-2で引き分けた。スラベン・ビリッチ監督やFWアンディ・キャロルが主審を批判している。英『ガーディアン』が報じた。

 トップ4入りに望みを残したいウエスト・ハムは、前半18分にカウンターからFWジェイミー・バーディに先制点を許したものの、後半12分にバーディがシミュレーションにより、この日2枚目の警告を受けて退場。ウエスト・ハムは数的優位に立った。すると、反撃出るウエスト・ハムは後半38分にDFウィンストン・リードがPKを獲得し、キャロルがしっかり決めて同点とする。さらに後半40分には、右サイドからMFミカイル・アントニオが上げたクロスをDFアーロン・クレスウェルが鮮やかな左足シュートを決め、2-1と逆転に成功した。

 試合はこのままウエスト・ハムが勝利すると思われた。しかし、後半アディショナルタイム4分、1点を守り抜こうとディフェンスに回っていたキャロルがPA内でMFジェフ・シュルップを倒してしまい、PKを献上。これをFWレオナルド・ウジョアに決められ、土壇場で勝ち点2を落とした。ビリッチ監督は「大一番の試合に暗い影を落とした」と主審を批判している。

 さらにキャロルは、「(終了間際のPKについて)あれは間違えた判断だった」と主審の判定に納得いかない様子。「帳尻を合わせようとしたに違いない。多くの人もそう思っただろう。試合を通して悪い判断が多かった。PKになったとき、モーガンはこう言っていたよ。『彼は自分が何をしているのかもわかってないんじゃないか。試合全体を通して彼の判断は悪い』とね」と強く非難した。

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