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監督交代発表のタイミングを悔やむペジェグリーニ「選手にとって簡単ではなかった」

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 マンチェスター・シティマヌエル・ペジェグリーニ監督は、来季からジョゼップ・グアルディオラ監督が就任するとシーズン途中に発表が行われたことが、プレミアリーグでの優勝争いにマイナスの影響を及ぼしたと主張している。

 シティは今年2月1日に、現在バイエルンを率いるグアルディオラ監督を来季から新たな指揮官に迎えることを発表した。ペジェグリーニ監督は今季限りでの退任となる。

 監督交代の発表直後からシティは調子を崩し、リーグ1位と2位を占めるレスターとトッテナムにホームで連敗。残り5試合となった現時点で首位レスターとの差は13ポイントに開き、逆転優勝は絶望的となった。ペジェグリーニ監督は、2つの直接対決に敗れたことが大きく響いたと認めている。イギリスメディアが同監督のコメントを伝えた。

「もちろん様々な理由により、我々は2月に重要な試合を落としてしまった。レスター戦、トッテナム戦の2試合の結果により、我々はタイトル争いに絡むことができていない」

「ホームでの2試合に敗れるとは思っていなかったので不満だよ。だが、そういうことが起こった理由は色々とある。このような形でシーズンを終えることになるのは普通のことではない」

 監督交代に伴い、現在所属する選手たちの去就や、新たな選手補強に関しても様々な噂が飛び交った。

「2月はじめに監督交代についてのニュースがあった。来シーズンにはここでプレーを続けないことになる選手がいるとか、様々な話が選手たちの意識に入り込んでいった」

「来季に起こる色々なことについて新聞で読むのは、選手たちにとって簡単な状況ではない。出て行く選手だとか、新たに加わる選手だとかね。集中を保つのは簡単ではないよ」

 それでもシティはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝に進んでおり、すでに優勝を果たしたキャピタル・ワン・カップに続いてのタイトル獲得の可能性を残している。

「今のようなプレーを続けてシーズンを終えなければならない。できるだけリーグ首位に近づけるようにするべきだし、CL決勝で戦えることを目指すべきだ。2つのタイトルを獲得すれば良いシーズンとして終えられるだろう」


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