beacon

肩の荷は少し軽くなったが…ラニエリ、優勝に王手も「信じるのは数字のみ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ライバルが勝ち点を落としたことで、レスター・シティクラウディオ・ラニエリ監督は、少し心が軽くなったようだ。だが、優勝が決まるまで安心はできないと強調している。

 2位トッテナムが25日のWBA戦で引き分けたことで、勝ち点7差となったレスターは、次節マンチェスター・ユナイテッドで勝てば優勝が決まる。ラニエリ監督はトッテナムの結果を受け、次のように心境を明かした。イギリス『テレグラフ』などが伝えている。

「我々は残留を目標にスタートした。だが、徐々に選手たちが良くなり、何か特別なことを信じるようになった。今はもちろん、最後まで戦いたいと思っている。誰もが『もう決まり』と言うが、私はそう思わない。私が信じるのは数字だけだ。(トッテナムが引き分けたことで)少し軽く感じたよ。少しだけね。我々は(優勝に)近づいている」

 ユナイテッドに勝てなかったとしても、3試合で勝ち点3を挙げれば優勝のレスター。ラニエリ監督は、いつタイトルが決まるかは大事なことではないと述べている。

「すべての試合で勝利を目指すことが重要だ。そのうえで、(優勝が)いつかは分からない。この目標を達成することが大事なんだ」

 また、ラニエリ監督はイングランド・プロサッカー選手協会の年間最優秀選手に選出されたMFリヤド・マフレズを称賛しつつ、チーム全体に賛辞を寄せている。

「リヤドのことは非常に誇らしい。彼はとても、とても謙虚だからだ。毎回『どうすればもっとうまくなれますか?』と聞いてくる。素晴らしいよ。彼は天才だ。我々の光だよ」

「だが、私はすべての選手がファンタスティックだとも言っておきたい。彼らはとても見事なプロ意識で、素晴らしいシーズンを送ったからだ。彼らはファンタスティックだよ。私はとてもラッキーだ。彼らは魂を込め、心血を注いで戦い、人々を楽しませている。私は彼らをすごく誇りに思うよ」


●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP