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ベルルスコーニ、「チャイナ・ミラン」にブレーキか 中国サイドも発言に不快感?

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 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長と中国の企業グループとのクラブ買収交渉にブレーキがかかっているのかもしれない。一部のイタリアメディアが報じている。

 ベルルスコーニ氏は最近まで、中国グループを信頼し、クラブ売却に向かっていると言われていた。だが、ここへ来て雲行きが怪しくなっている。先日も、「話がまとまるかは分からない」との発言が報じられたばかりだ。

 さらに3日、ベルルスコーニ会長は選挙活動の中で「共産主義の中国人は子供たちを食べていた。私はその彼らにミランをあげなければいけないのか?」と発言。複数のイタリアメディアが、交渉相手の中国グループがこのコメントに不快感を覚えたと伝えている。

 ミランの強化に必要な資金が継続的に注入されるかどうか、ベルルスコーニ会長は疑問をぬぐえないようだ。その「保証」がなければクラブを売ることはない、同会長はそう繰り返してきた。その場合は、若手イタリア人を中心としたミランをつくるとしている。

 クラブ買収交渉の行方は、今後の指揮官にも影響する。ベルルスコーニ氏は、オーナーにとどまる場合はクリスティアン・ブロッキ監督が続投すると話していたが、セビージャウナイ・エメリ監督らへの関心も噂されているところだ。

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