[ロンドン3日 三上義一ロンドン特派員]

　イングランド代表が、ドイツW杯に向けての最後の調整となる、ジャマイカ代表との親善試合を行い、6-0で快勝した。

　ケガから回復し、コンディション調整中のFWマイケル・オーウェンが前半41分、ゴールを決め、フル出場した。

　また、右足甲を骨折したFWウェイン・ルーニーの穴を埋めるべく起用されたFWピータークラウチが、ハットトリックを決めるなど、イングランドにとって好材料が目立ったゲーム展開となった。

　ルーニーのW杯への出場が微妙であるため、FWの攻撃力が心配されたが、オーウェンとクラウチのコンビネーションは上手く機能し、イングランドのW杯への準備は整いつつあるようだ。

<写真>6月3日、サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場するイングランドが、ジャマイカと親善試合を行い、6―0で大勝した。写真は、先制ゴールを決めたランパード
(2006年 ロイター/Phil Noble)