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ウェールズMFがC・ロナウドを酷評 「試合の中で本当に何もしていなかった」

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ユーロ準決勝でポルトガルに敗れたウェールズ

 ウェールズ代表MFジョー・レッドリーは、ユーロ2016準決勝でポルトガルに敗れたことに納得がいかない様子だ。相手エースのFWクリスティアーノ・ロナウドは「何もしていなかった」と批判の言葉を述べている。

 初出場となったユーロ本大会で4強にまで勝ち進む快進撃を見せてきたウェールズだが、ポルトガルに行く手を阻まれる結果に終わった。6日に行われた準決勝に0-2で敗れ、大会を去ることが決まっている。

 試合を動かしたのは50分、ショートコーナーからのクロスにC・ロナウドが合わせた強烈なヘディング弾だった。さらにその3分後にも、C・ロナウドのシュートにゴール前でナニが滑り込んでコースを変え、追加点を奪った。

 だがレッドリーは、この日のC・ロナウドのプレーぶりに強いフラストレーションを感じた様子だ。次のようにコメントしたとしてイギリスメディアが伝えている。

「ああいう選手には不満を覚えるよ。ガレス(・ベイル)と比べれば、彼はまったく試合に入っていない。ガレスはいつも試合に入っていて、いつもボールを持って、ボールを欲しがって、ドリブルして、いつも何かをしようとしている」

「2つともくだらないゴールだったよ。(ナニの得点の場面で)ロナウドのシュートは蹴り損ないだった。普通ならあそこから決めてくるけど、クロスになって押し込まれた。ヘディングの場面では跳べる力を見せたけど、それ以外には試合中に本当に何もしていなかったよ」

 それでもC・ロナウドの本来の力は認めた上で、決勝に向けて激励の言葉を述べた。

「彼はファンタスティックな選手だ。世界最高の選手の一人だよ。でも僕らにとっては、彼が何かをすればうまくいってしまうような一日だった。決勝へ進んだ彼の幸運を祈っているよ」


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