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ブラジル各地でミサ

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[サンパウロ(ブラジル) 12日ロイター]

 サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会1次リーグF組のブラジル─クロアチア戦を13日に控え、ブラジルでは守護聖人の聖アントニオに勝利を祈る人々の姿が多くみられる予定だ。

 ブラジルのW杯初戦となる6月13日は、聖アントニオの日でもあり、世界最多のカトリック信者を擁するブラジルでは、多くの敬虔な信者らが特別ミサに参加する。

 ブラジル最大の都市サンパウロにある聖アントニオを祭る教区の教会では、ミサの後で礼拝者を招き教会ホールで試合を観戦するほか、大スクリーンを設置して観戦に備える教会もあるという。

 ただ、対戦するクロアチアも熱心なカトリック信者の多い国。ある神父は「聖アントニオは世界中で敬われていますから、中立の立場を保つでしょう。こういったことはミサではなく、フィールドで決まることでしょう」と述べた。

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