C・ブラーボの移籍についてはノーコメント

　20日に行われるリーガエスパニョーラ開幕戦で、バルセロナはベティスをホームに迎える。ルイス・エンリケ監督が試合前日の会見でリーグ3連覇への意気込みを見せた。

　バルサは開幕前に行われたスペイン・スーパーカップでセビージャを下して今季最初のタイトルを獲得し、良いイメージで開幕を迎える。L・エンリケ監督は、今季もレアル・マドリーやアトレティコ・マドリーなどとのタイトル争いを想定しているようだ。

「すべてのチームがゼロからのスタートだ。最終的にタイトルを争うのはいつもどおりのビッグクラブになるのは明らかだが、それ以外のチームが争いに加わってくることもあるかもしれない」

「我々の目標は3連覇を達成することだが、優勝を望んでいる強豪クラブはたくさんある。どのリーグも難しいものだと思う。相手はいつもと同じようなチームになるはずだが、ライバルのことは忘れてバルサのことに集中したい」

　勝ち続けることによるモチベーションの低下を心配はしていない。

「タイトル獲得は非常に良いことだが、過去に属するものだ。サッカーは現在と、すぐ目の前の未来を生きるものだよ。このレベルの選手たちがいれば、モチベーションを得ることはできる」

　昨シーズンの最終節前に就任したグスタボ・ポジェ監督が率いるベティスは、昨季とは異なるチームになっており危険な存在だと警戒を見せた。

「ベティスは選手の顔ぶれだけでなく、サッカーの考え方も変わっている。問題を生み出してくることは間違いない。昨シーズンの4-0の勝利は、この試合とは何の関係もない」

　マンチェスター・シティへの移籍が濃厚だとされるGKクラウディオ・ブラーボは、この試合を最後にバルサを去ることになるかもしれない。だが指揮官は、C・ブラーボの最後の試合になるかどうかという質問に「分からない」と答えるにとどめている。

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