beacon

仲間に感謝するオーバメヤン、白星発進にも改善を求めるトゥヘル

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドルトムントは27日、ブンデスリーガ第1節でマインツと対戦し、2-1の勝利を収めた。トーマス・トゥヘル監督とFWピエール・エメリク・オーバメヤンが喜びのコメントを残している。

 マインツはトゥヘル監督にとっての古巣だ。指揮官は勝利に安堵しつつも、改善すべき点があったと指摘している。

「みんな今日の試合で完璧なプレーをしたいと思いすぎ、少しナーバスになっていたのかもしれない。だから、正しい形をあまりつくれず、スペースを見つけられなかった。裏のスペースを突いても、そこでのコンビネーション、パスのタイミングや判断、動きの調整、それぞれがスムーズにいかなかった」

 トゥヘル監督は、ピッチサイドから特にMFゴンサロ・カストロセバスティアン・ローデに指示を送っていた。

「ポジショニングに問題があったんだ。ポゼッションは維持していたが、それにしてはパスの数が少なかった。今日はみんな慎重になっていたから、ちょっと深い位置で安全なパスを選んだ方が良いと考えたのかもしれない」

「非常に気持ちが入った守備をするマインツを相手に、苦しみながら勝った。ただ、後半はカウンターからのチャンスを与えず、良い姿勢で戦えたことに満足している。オーバの2ゴールもうれしく思うよ」

 そのオーバメヤンは、クラブの公式チャンネルで「最高だね。良い気分だし、ハッピーだ」と話した。同選手は前日、バイエルンFWロベルト・レバンドフスキがハットトリックを達成した後、「ワオ、レースが始まったね」とツイッターでつぶやき、早くも得点王争いを意識していることをうかがわせていたところだ。

「確かに昨日、『レースが始まった』と言ったけど、感謝しなければいけないのはチームメイトだね。暑い中で大変だったけど、うまくやってくれた。勝利でスタートしたのは大きいよ」

 FWアンドレ・シュールレら新加入選手との連係には良い感触があるようだ。

「(シュールレは)本当に素晴らしい選手だ。先週は僕が彼のゴールをアシストしたけど、今日は僕のゴールをアシストしてくれた。彼もウスマン(・デンベレ)も良かった。みんな良いプレーだったよ」

●ブンデスリーガ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP