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ドルトムントのトゥヘル監督、オーバメヤン騒動については「終わったこと」

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 今週のミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグのスポルティング戦の前に、突然の欠場を言い渡されたドルトムントのFWピエール・エメリク・オーバメヤンだが、トーマス・トゥヘル監督はオーバメヤンとの信頼関係は以前存在すると強調した。

 クラブの許可なくイタリアでのパーティーに参加していたオーバメヤンは、チームの規律を破った罰で試合から外されていたと噂されている。トゥヘル監督は「チーム内のダイナミズムを変えた」と認めたが、オーバメヤンとの問題は終わったと、試合の前日会見で話している。

「何の前触れも無くこういった罰を下すわけじゃない。とはいえ、チーム内にある程度影響はあった」と指揮官は話した。「だが、オーバメヤンがこの問題を乗り越えられると信じている。もう終わった話だ」

 オーバメヤンは土曜日のハンブルガーSV(HSV)戦のメンバーに入っている。不調に陥っているHSVだが、ドルトムントが従来苦手としている対戦相手だ。トゥヘル監督は決して楽観視していない。

「ハンブルガー相手の悪い成績を打ち破るには絶好の機会だ。HSV戦は気持ちのこもった、緊張感のある試合になるはずだ。一人ひとりが違いを見せるような戦いを期待したい」

 スポルティング戦で負傷したラファエル・ゲレイロは出場しない見込みだ。また、ヌリ・シャヒンは体調不良、マルセル・シュメルツァーエリック・ドゥルムマルコ・ロイスらにとっても復帰はまだ時期尚早だ。

 今週から練習に復帰したロイスだが、ピッチで見られる日もそう遠くはなさそうだ。「マルコ・ロイスが練習するのを見ているのは喜ばしい。調子は良い。だが、まだチームにいれることは考えていない」と指揮官は起用に慎重だが、ロイスの復帰を喜んでいる。「他の選手達よりもハードな練習をこなしている。もう一度一緒に戦うまで、そう時間はかからないだろう」。

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