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チェルシーが驚異の9連勝! WBAの堅守に大苦戦もエースがチームを救う

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決勝ゴールを決めたFWジエゴ・コスタ

[12.11 プレミアリーグ第15節 チェルシー1-0WBA]

 プレミアリーグは11日、第15節を行った。チェルシーはホームでWBAと対戦し、1-0で勝利。破竹の9連勝で首位をキープした。

 前節、マンチェスター・シティとの上位対決で逆転勝利をおさめたチェルシー。その試合からメンバーを1人変更し、MFセスク・ファブレガスに代えて負傷明けのMFネマニャ・マティッチが先発復帰した。立ち上がりからチェルシーが押し込むも、中央を固めるWBAに対して攻めあぐねる場面が目立ち、逆にWBAのカウンターから前半19分にMFクリス・ブラント、同26分にFWサロモン・ロンドンと際どいシュートを許した。

 前半28分、チェルシーはFWジエゴ・コスタの粘りからこぼれたボールをMFエンゴロ・カンテがすかさずシュート。これをゴール前のFWペドロ・ロドリゲスがコースを変えるもわずかに右に外れる。同41分には、FKからDFダビド・ルイスが得意のインサイドキックで直接狙うも、鋭く縦に落ちたシュートはGKベン・フォスターにキャッチされた。

 スコアレスで迎えた後半も試合展開に大きな変化はない。WBAの徹底した守備に苦しむチェルシーは、後半18分にMFウィリアン、同19分にセスクを投入し、攻勢を強める。すると、後半31分に頼れるエースストライカーがゴールをこじ開ける。右サイドへのロングボールにDFガレス・マコーリーに先に体を入れられるも、D・コスタが粘り強く寄せてボールを奪い、体を入れ替えると、PA内にもちこんで左足を振り抜く。角度はなかったが左サイドネットに突き刺さり、スコアを1-0とした。

 チェルシーは直後の後半34分にはMFエデン・アザールを下げてDFブラニスラフ・イバノビッチを投入し、逃げ切りを図る。その後、決死のパワープレーに出たWBAの反撃を無失点に抑え、苦しみながらも1-0で勝利。チェルシーが驚異のリーグ戦9連勝で、首位を維持した。


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