「レアルに入団するまでサッカーは楽しかった」ボルハがビッグクラブの競争の厳しさを語る
フィオレンティーナに所属するスペイン人MFボルハ・バレロは、若い頃にレアル・マドリーの下部組織に入団して自身の人生観が変わったことを告白している。
ボルハは11歳でレアルの下部組織に入団し、21歳の若さでトップデビューを飾った。だがトップ定着の願いは叶わず、マジョルカ、WBA、ビジャレアルへのレンタル移籍を経て2012年夏からフィオレンティーナの一員となっている。
ボルハはイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で「僕にとって、サッカーは楽しいものだった」と語っている。しかしながら、「レアルに入団してそういう見方は完全に変わってしまった」と続け、ビッグクラブにおける競争の厳しさを明かしている。
「レアルに入団できたのは幸運だったと思うよ。下部組織で育つ過程で、300人以上の若い選手たちを見てきた。そのうち85%がトップチームにたどり着くことなくクビを言い渡される」
「すべての若者はサッカー選手になりたいと願っている。有名な選手、成功を収めた選手が若い人たちに本当の価値とは何かを伝えていかなければいけない」
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