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カンのバイシクル弾が決勝点!リバプールがトップ4入りへ大きく前進

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エムレ・カンのバイシクルシュートが決勝点となった

[5.1 プレミアリーグ第35節 ワトフォード0-1リバプール]

 プレミアリーグは1日、第35節の1試合を行った。リバプールは敵地でワトフォードと対戦し、1-0で勝利した。

 前節のクリスタル・パレス戦は古巣対決となったFWクリスティアン・ベンテケの2発に沈んだ3位リバプール。4位マンチェスター・シティと5位マンチェスター・ユナイテッド、6位アーセナルがそれぞれ勝ち点を伸ばすことができなかったため、この試合を勝利してトップ4入りに近づきたいところ。クリスタル・パレス戦と同じ11人で試合に臨んだが、前半4分に相手との接触でMFコウチーニョが右太腿あたりを負傷。13分に負傷明けのMFアダム・ララーナとの交代を余儀なくされた。

 戦前の予想通り試合の主導権を握るリバプールは前半21分、ララナのパスを受けたMFエムレ・カンが左足一閃。低い弾道のミドルシュートが枠を捉えたが、GKエウレーリョ・ゴメスのセーブに阻まれる。41分には、左CKからGKゴメスがクリアしたボールをララナが左足ボレー。決まったかに見えたが、惜しくもクロスバーに嫌われた。

 前半はこのままスコアレスで終わるかと思われた。しかし、リバプールが“ゴラッソ”で先制点を奪う。前半アディショナルタイム2分、FWディボック・オリジのパスを敵陣中央の右あたりで受けたMFルーカス・レイバがゴール前に柔らかい浮き球パスを送る。これに反応したカンがダイレクトでバイシクルシュートをゴール左に叩き込み、1-0で前半を終えた。

 1点ビハインドのワトフォードは後半13分、MFノルディン・アムラバトのシュートはブロックされたが、こぼれ球をMFエティエンヌ・が右足ミドルで狙うもわずかに枠上に外れてしまう。一進一退の攻防が続く中、リバプールに決定機。31分、カウンターから右サイドのカンがGKとDFの間に鋭いクロスを送り、ララナにつながるが、ファーストタッチで足もとに収めることができず、アムラバトにクリアされた。

 1-0と緊張感がある試合展開。リバプールは後半アディショナルタイム1分、途中出場のFWダニエル・スターリッジが個人技で突破し、PA中央から右足を振り抜いたが、GKゴメスのファインセーブに阻まれる。アディショナルタイム4分には、DFセバスティアン・プリョードルの決定的なボレーシュートを浴びたが、クロスバーに助けられた。試合は1-0のまま終了し、リバプールが来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく前進した。


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