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韓国代表の混乱に拍車…監督交代に続きエースが右腕手術、8月末の復帰は「容易ではない」

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右腕を手術したFWソン・フンミン

 トッテナムは15日、韓国代表FWソン・フンミンが右腕骨折のために手術を受けることを発表した。韓国メディアによると、手術は16日午前にソウル市内の大学病院で実施された。

 同選手は14日に行ったW杯アジア最終予選のカタール戦で、前半30分の競り合いの際に負傷。チームもグループ最下位のカタールに2-3で敗れ、W杯出場に暗雲が立ち込めていた。大韓サッカー協会は、ウリ・シュティーリケ監督の解任を決断している。そして16-17シーズンにトッテナムで21ゴールを記録したエースの負傷判明が、混乱に拍車をかけている。

 気になる全治だが、韓国メディア『スポーツソウル』によると、韓国代表チームのドクターは、「術後、少なくとも8週間はギブスを着用する必要があり、ギブスを外したあとも完全に骨がくっつくまでは全体で12週間が必要だ」と話し、病院関係者も「4週間で軽い日常生活に戻ることは可能だが、骨が完全に治るまで3か月はかかる。8月末に復帰できる可能性はあるが、サッカーのような激しい運動は再発の可能性があり、容易ではないだろう」との見方を示したという。

 韓国代表はW杯最終予選A組で現在勝ち点13の2位。プレーオフ出場となる3位ウズベキスタンとは勝ち点差1。次節は8月31日で、すでにW杯出場を決めているイランをホームに迎える。

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