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就任濃厚から一転…アンリ氏が仏1部の監督就任を拒否

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ティエリ・アンリ氏の監督就任は白紙へ

 ティエリ・アンリ氏(41)が、フランス・リーグアンのボルドー監督就任のチャンスを断った。27日、『スカイ』が伝えている。

 ボルドーは現在、グスタボ・ポジェ監督を謹慎処分にしている。監督に伝達することなく、FWガエタン・ラボルドを売却したことに対し、ポジェ監督がクラブ側に抗議したことが原因とされている。指揮官はそのまま解任される見通しで、その後任にアンリ氏が最有力とされていた。

 アンリ氏はオファーがあってから1週間悩んだ後、27日に自分の意思を伝えたという。今回監督の座につかなかったのは、クラブが使える資金力の問題と、どこまで主導権を発揮できるか不明瞭だったことが影響していると見られる。

 ボルドーは今夏、スター選手であるFWマウコムを3600万ポンド(約51億6000万円)でバルセロナに売却している。アンリ氏はマウコムが将来クラブに及ぼす影響を考慮したとき、これは誤った決断だったとも考えている。

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