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パリSGの相次ぐ中盤の離脱に…補強を望むトゥヘル「この状況はとても、とても深刻」

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頭を悩ませるトーマス・トゥヘル監督

 パリSGトーマス・トゥヘル監督は、今冬の移籍市場での中盤の補強を求めた。

 今シーズンのリーグ・アンでここまで無敗を維持し、首位を独走するパリSG。しかし、ここに来てMFマルコ・ベッラッティが足首の靭帯損傷で離脱し、契約に問題を抱えるMFアドリアン・ラビオがファーストチームから外されるなど、中盤のコマ不足が懸念される。

 本来ディフェンスのDFダニエウ・アウベスやDFマルキーニョスを中盤として起用するなどしてなんとかやりくりするトゥヘル監督だが、2月にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントが始まるなど日程もタイトになる。これを受け、同指揮官は会見で移籍市場を利用して、起用できない選手の穴を埋めたいと明かした。

「我々はアドリアン・ラビオ、ラッサナ・ディアッラ、マルコ・ベッラッティを失い、状況は全く改善されていない。ダニエウ・アウベスにこのポジションでの役割を託したが、とても、とても深刻だ。誰が欲しいかって?私にはわかっているが、残念ながら君たちに教えることはできない」

 一部ではパリSGがアヤックスの新星、MFフレンキー・デ・ヨングとの契約に近づいているとも報じられているが、今冬での加入の可能性は極めて低い。その他にもナポリのアランやワトフォードのアブドゥライエ・ドゥクレがトゥヘル監督のウィッシュ・リストに入っているとも考えられている。また、ゼニトのレアンドロ・パレデスの獲得にも動いているようだ。

 今冬の移籍市場は残り1週間余りで閉幕。中盤の離脱が相次ぐパリSGは、トゥヘル監督の希望通りに補強を成功できるのだろうか。

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