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“ウイングのルカク”、“偽9番のリンガード”に、無傷8連勝中のスールシャール「これは我々が活用できる戦術」

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好調を維持するマンチェスター・ユナイテッド

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が、アーセナル戦での起用法について言及した。

 ユナイテッドは25日、FAカップ4回戦でアーセナルと対戦。敵地での一戦でスールシャール監督は、本職センターフォワードのロメル・ルカクを右ウイングで、そしてジェシー・リンガードを“偽9番”とする4-3-3を採用した。このシステムは見事に機能し、ルカクはアレクシス・サンチェスとリンガードのゴールをアシスト。途中出場のアントニー・マルシャルもゴールを奪い、3-1で勝利したユナイテッドが次ラウンドに進出した。

 就任後8連勝を決めたスールシャール監督は、今回の一戦における起用法について、「ロム(ルカク)はベルギー代表とエバートン時代にそのポジションでプレーしていた。これは我々が活用できる戦術だ。我々は彼のフィジカル的な強さを理解している。彼はボールを前に運び、アレクシスへの素晴らしいアシストを見せた」とコメント。ルカクの特長と実績を鑑みたうえでの采配だったと主張した。

 また、スールシャール監督は“偽9番”のリンガードについて、「彼はビッグゲームプレーヤー(大舞台で活躍できる選手)だ。彼をマンチェスター・ユナイテッドの選手として、そしてこのシステムで起用することに躊躇いはない。彼はクラブのことを理解している。我々が過去、アーセナル相手に決めてきたカウンターアタックでのゴールも知っている。彼はこのクラブの全てを理解している選手だ」と、生え抜きの26歳を称賛した。

 勢いの止まらないユナイテッドは、29日に行われるプレミアリーグ第24節でスールシャール体制9連勝を狙う。

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