リバプールがコートジボワール代表FWニコラ・ペペ獲得に向けて動きを見せているようだ。リールのジェラール・ロペス会長が明かした。

　2018-19シーズンでリーグ・アン2位フィニッシュを飾り、新シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したリール。躍進したチームの中で、ペペは22ゴール11アシストを記録するなど大活躍を見せた。この活躍を受け、24歳の同選手は今夏の移籍市場で多くのビッグクラブが興味を示していると伝えられている。

　バイエルンなどのクラブが現在コートジボワール代表としてアフリカ・ネイションズカップを戦うペペの獲得に興味を示すと言われる中、リバプールが具体的な動きを見せているようだ。CL王者は以前にペペへの興味を否定しているものの、ロペス会長はフランス『RMC』で選手の代理人と協議していると主張した。

「我々クラブではなく、選手側との話し合いがあることを理解している。リバプールにはこのポジションに選手がいるが、退団する可能性があることを見聞きした。リバプールのことだけを気にしているわけではないが、彼らと代理人が協議していることは事実だ」

　さらに、同会長はリバプール以外のクラブもペペの獲得を狙っていることを明かし、アフリカ・ネイションズカップが終わってから同選手の去就は決定するだろうと話した。

「我々は2つのオファーを受け取った。しかし、すべては大会が終わってからはっきりするだろう。アフリカ・ネイションズカップが開幕する前、彼は大会に集中したいと言ってきた。これは彼にとって今後のキャリアを決める大きな決断になるから、大会終了まで待つことで合意している」

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