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ジダン、シメオネ批判は「理解できない。前に世界最高の監督はペップと言ったが、シメオネは世界最高の一人」

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ジネディーヌ・ジダン監督がディエゴ・シメオネ監督に言及

 1日のリーガ第22節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウにアトレティコ・マドリーを迎える。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、プレシーズンでアトレティコに3-7の大敗を喫したチームが、公式戦ここ20試合で無敗を貫くなど劇的に変化したにもかかわらず、過去をかえりみることなく新たなダービーを戦う必要性を示した。

「別にそうした過去を振り返る必要はないんだ。あの3-7の試合も、この前のスーパーカップ決勝も振り返る必要がない。明日のダービーは、また完全に別の試合となる。難しい一戦になるだろうが、良い試合を演じられるように尽くしたい。過去と比較する必要はないよ」

 ジダン監督はその一方で、ディエゴ・シメオネ体制下8年目にして最大の不調に喘ぐアトレティコについても言及。シメオネ監督への批判は、「理解できない」ものと断じている。

「批判は理解できない。が、私たちにどうにかできるものでもない。シメオネがどういった監督なのか、私は分かっている。世界最高の監督の一人だよ。少し前、私はグアルディオラこそが世界最高だと言ったが、シメオネは世界最高の一人だ。シメオネについての私の考えは、一切変わっていない」

 レアルが好調を貫く要因として挙げられるのが、アトレティコをも1点下回るリーガ最小の失点数(13得点)だ。ジダン監督は守備の重要性を次のように説く。

「私たちが行なっていることと言えば、しっかりと仕事に取り組んでいることにほかならない。私は素晴らしい選手たちを擁しており、それをピッチ上で示している」

「私たちは、第一に重要であるのが自陣のゴールを守ることと自覚している。その後にあるのが攻撃で、マドリーには良質なそれを実現するクオリティーがある。ただ、それを2~3日おきに示さなければいけないのは、難しいことでもあるがね」

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