現役時代は”悪童”、“ファンタジスタ”として知られた元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、今後活躍が期待される若手選手について言及している。

　カッサーノは現地ジャーナリスト、ピエルルイジ・パルド氏との『インスタグラム』を通じ、注目しているヤングスターの名を挙げた。

「セルジュ・ニャブリ、レロイ・サネ、クリスティアン・プリシッチ、ジェイドン・サンチョなどが好きなプレーヤーだね。あとは(メイソン)マウントに以前から注目していた。おそらく今後もっとビッグなプレーヤーになると思うよ」

　その一方で現在南米にいる有望株にも期待を寄せている模様。カッサーノは「だけどフットボール界で旋風を巻き起こすかもしれない選手は今、南米にいる。リーベル(プレート)のホルヘ・カラスカルだ。彼は真のモンスターだと思うし、今後フェノーメノ(超常現象)となるだろう」と口にした。

　1998年生まれ、コロンビア出身のカラスカルはミジョナリオスで育ち、セビージャの下部組織を経てウクライナのFCカルパティ・リビウに移籍。2019年1月からレンタルでアルゼンチンのリーベル・プレートに在籍し、2020年からは完全移籍でリーベルに残留している。

　攻撃的MFを本職とし、2列目から飛び出し決定機にも絡むカラスカルにはユベントス、アヤックスなどが獲得に動いていると伝えられていた。コロンビアの先輩ハメス・ロドリゲスとも比較される21歳カラスカルの潜在能力については、カッサーノも高く評価しているようだ。

---

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中