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シュマイケル氏、批判集中のデ・ヘアを擁護「彼はワールドクラス…GKへの攻撃は本当に理不尽」

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批判が集まっていたGKダビド・デ・ヘア

 マンチェスター・ユナイテッドの元守護神ピーター・シュマイケルが、批判が集中しているダビド・デ・ヘアを擁護する姿勢を見せている。

 FAカップ準決勝、チェルシーvsマンチェスター・Uの一戦では3-1でチェルシーが勝利を収めた。この試合でデ・ヘアはオリビエ・ジルのダイレクトシュートを防ぐことができず、後半1分にはメイソン・マウントのグラウンダーに反応するも、ディフレクトに失敗してゴールを許す結果に。

 デ・ヘアはFAカップ準決勝敗退の要因として非難されているが、デンマークのレジェンドは「こういうことは起こり得ること。だが彼はずっと素晴らしい仕事ぶりを見せてきた」と『Sky Sports』に対して語った。

「GKという仕事は本当に難しい。常に真っ当な仕事をしていても、ちょっとしたミスが大きな失敗としてクローズアップされる。ジャーナリストや専門家の批判が的確かどうか疑問に思えるね」

「ゴールを守る人への攻撃は本当に理不尽だよ。突如それが勢いを増して標的となるんだ。ダビドのようなGKは長年確かな仕事をしてきた。それはみんな知っているはず。それなのに突如矢面に立たされるなんて。イングランドは元々GKへの批判が厳しい風潮だけど、この流れは明らかに行き過ぎだ」

 シュマイケルはデ・ヘアが優れたGKであると主張。GKがいかに大変な役割であるかを語りつつ、スペイン代表GKへの信頼を強調している。

「ダビドがワールドクラスのGKであることは間違いない。GKはいつも孤独な立場にいる。GKとして時には失点を招くこともあるかもしれないが、それは本当に小さなディテールから生まれることもあるんだ」

「フィールドプレーヤーだって失点の一因になることもある。だがそれはGKのリスクとは大きく異なるものだ。過剰な責任を負わされるのはいつだってGKなんだよ」

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