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PCR検査を受ける気がないメッシ、もうバルセロナ所属とは考えていない模様…その理由は?

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 バルセロナのFWリオネル・メッシは、すでに自身がバルセロナ所属選手であるとは考えていないという。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

 30日にプレシーズンをスタートさせるバルセロナは、その前日に選手たちにPCR検査を受けさせる予定だが、退団希望のメッシには同検査を受ける意思がないと報じられている。その理由は、自身がもうバルセロナに在籍していないと認識しているためのようだ。

 メッシは今月25日にブロファックス(内容証明郵便)をバルセロナに送付し、同クラブとの契約を一方的に解消することを通告。メッシの一方的契約解消の権利は6月10日までが期限だったが、メッシの弁護団はパンデミック下で同日付以降もシーズンが続いたため、実際のシーズン終了直後となる8月25日の時点ではまだ権利が有効であったと考えているようだ。

 つまりメッシ側の認識では、バルセロナとの契約はすでに解消されており、PCR検査を受けたり練習に参加したりする義務もないということになる。

 ただそれと同時に、メッシに近しい関係者によれば、同選手とその父親はバルセロナから友好的に退団するためにクラブと話し合う構えがある模様。その一方でバルセロナは、一方的契約解消の権利は6月10日を過ぎた時点で失効しており、2021年まで契約を結ぶメッシの放出は契約解除金7億ユーロが支払われない限り不可能と主張し続けているようだ。

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