beacon

強豪ナポリに惜敗のボローニャ、指揮官は冨安健洋ら守備陣を評価「成長している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

強豪ナポリに惜敗のボローニャ指揮官が守備陣を評価

 ボローニャの指揮官シニシャ・ミハイロビッチが8日のナポリ戦終了後のインタビューに応じ、選手たちの健闘を称えた。地元紙『レスト・デル・カルリーノ』が伝えている。

 日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは8日、セリエA第7節でジェンナーロ・ガットゥーゾ率いる強豪ナポリとホームのスタディオ・ダッラーラで対戦。23分にナポリFWビクター・オシムヘンに先制点を奪われてリードを許すと、ボローニャの反撃は実らず0-1で敗れた。それでも指揮官のミハイロビッチは、冨安らボローニャの選手たちを称えた。

「我々は良いパフォーマンスを見せた。引き分けにふさわしいパフォーマンスだったと考える。もしかしたらこれまでで最も苦しまなかった試合かもしれない。しかし、実力は相手の方が上。数少ないチャンスを生かし、得点に結びつけられてしまった」

 多くの負傷者を抱えるボローニャ。ナポリ戦では、元イタリア代表GKジャンルカ・パリュウカの息子である18歳のFWマッティア・パリュウカが初のベンチ入りを果たす朗報はあったが、チームにとって厳しい台所事情となった。それでもミハイロビッチは、昨シーズンから40試合連続失点を記録中と守備が課題のチームについて、一定の評価を与えた。

「負傷者が8人おり、できる範囲で交代を行ってラスト15、20分は相手を困難に陥れることができた。素晴らしいチャンスは生まれたが、ゴールにつながらなかったのは残念だ。しかしナポリに強い選手がいるにも関わらず、特に守備においていつもより苦しむことが少なかったように思う。我々が成長している証拠だろう。この調子でプレーを続ければ、結果が出始めるはずだ」

●セリエA2020-21特集
●海外組ガイド
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP