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保健所による代表選手の移動制限にインテルCEOが抗議「代表招集のボイコットを」

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インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが不満

 新型コロナウイルス陽性者が発生したチームの所属選手に移動の制限が課された問題について、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが不満を漏らした。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 新型コロナウイルスの第2波に見舞われるイタリアでは、ローマのFWエディン・ジェコやフィオレンティーナのFWホセ・マリア・カジェホン、ラツィオFWチーロ・インモービレらセリエAの複数クラブにおいて、陽性者が相次いでいる。

 そんな中で11月のインターナショナルウィークに突入するが、一部地域の保健所で足並みが揃わず。陽性者の発生したクラブに対して所属選手の移動制限を課したため、選手の代表チーム合流が困難となっている。

 GKダニエレ・パデッリの陽性が確認されたインテルもこれに当てはまる。各国代表選手はプライベートジェットによる移動を求められており、インテルのマロッタCEOは首をかしげる。ボイコットも辞さない姿勢を示した。

「陽性者が発生した場合、全体的にこうした対応をしなければならないのであれば、“代表招集をボイコットしよう”と呼びかけたい。私は本気で言っている。これはシステムの信ぴょう性にも関わる問題だ。カルチョは前へ進まなければならない。それが誰にとっても都合が良いはず。ならば政府が何らかのルールを取り決めて我々をサポートするべきだ」

「もしリーグを中断するべきであるならば、全チームを15日間停止することを提案する。そして明確で公平なルールを作り、それから再出発するべきだ。カルチョ全体が恥をさらしているようなものだ」

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