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メッシ残留を願うも…クーマン「確信はない。将来は誰にもわからない」

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バルセロナFWリオネル・メッシ

 バルセロナロナルド・クーマン監督は、FWリオネル・メッシの今夏の退団を覚悟しているようだ。

 幼少期から過ごすバルセロナとの現行契約が5カ月を切ったメッシ。しかし、同選手の契約内容が暴露されるなどネガティブなことが報じられる一方で、契約更新や残留に関する話題はほとんど報じられていない。選手自身がシーズン終了まで最終決定を下さないことを強調する中、マンチェスター・シティやパリSG、インテルなどがスーパースターとの契約を検討すると考えられている。

 ピッチに立てば依然として大きな違いを生み出せる33歳のアルゼンチン代表FWが去就に揺れる中、クーマン監督は『The Athletic』でメッシが契約を更新するかどうかを問われ「そのことに関して確信はない」と認めるも、残留を願っていることを強調した。

「彼は依然として最高の選手であり、我々やチームのために試合に勝利しているから、もちろんそうなる(残留する)ことを願っている。彼のコーチであることを楽しんでいるし、彼のクオリティを毎日トレーニングセッションで見られることは、素晴らしい限りだ。子供の頃にバルセロナにやって来たレオ・メッシが、バルセロナ以外のユニフォームを着た姿をいまだに見たことはない」

 また、メッシとの関係性が良好であることを明かしたクーマン監督は、昨夏の退団希望が通らず、不本意な残留という結果になった当時の同選手の状態についても言及した。

「彼にとって難しい時間で、彼はクラブ内のいくつかの状況に怒っていた。2-8でバイエルンに敗れたチームにいることに彼はハッピーではなかったし、もちろん怒っていたし、チームから離れることを望んでいた。最終的に移籍はなくなったが、レオにとって難しい時間で、最後には彼もその決定を受け入れた」

「彼の家で話したとき、彼は本当に熱心に私のプランを聞いていた。もちろん、彼とクラブの間には問題があり、私は蚊帳の外であることを理解していた。それでも、レオに『残ってくれればうれしい。残らなくても、それは君の決断であり、クラブとともに取り組まなければいけないことだ』と話した。少しずつ、彼は状況を受け入れていった。この数週間での彼のプレーを見ればわかるが、彼はクラブ、チームの一員としてプレーしている」

「しかし、将来のことなんて誰にもわからない」

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