パリSGは、FWリオネル・メッシとの契約のために「最後のステップ」を踏み出すようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

　昨夏も退団を希望したが実現せず、今季も下部組織から一筋でプレーするバルセロナで戦うメッシ。しかし、現行契約は今季終了まで。未だ契約は延長しておらず、このまま夏にフリーで退団する可能性が高まっていると伝えられている。

　アルゼンチン代表FWに対して、最も熱心な関心を示すのがPSG。レオナルドSDは「メッシのような最高の選手は常にPSGのリストに入る」と語り、マウリシオ・ポチェッティーノ監督も契約に好意的なコメントを残すなど、フリーでの獲得を目指しているという。

　そんな中、PSGはネイマールと4年の契約延長で合意し、今週中にも正式に発表されることが『Goal』の取材で明らかとなった。そしてブラジル代表FWとの契約延長が、メッシ獲得に向けた「最初のステップ」になるようだ。

　『マルカ』によると、メッシは公私ともに仲の良いネイマールと再会を希望しており、ネイマール側も同様の考えだという。そして「PSGはそれを実現するために熱心に働いている」とし、「最後のステップを踏み出す」と分析している。

「最初のステップはネイマールの将来を確保することだった。そこまでは基本的に完了している」

「もしメッシがバルセロナを去るのであれば、最後の一歩を踏み出し、これ(ネイマールの契約延長)を利用して彼のために適切なクラブであることを納得させることができるだろう」

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