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VARによるPK取り消しに怒り心頭のアルテタ「誰がこれを説明するんだ、2週間で2度目だぞ」

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怒り心頭のミケル・アルテタ監督

 アーセナルミケル・アルテタ監督が、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により取り消しとなったPKのシーンについて言及している。

 アーセナルは23日、プレミアリーグ第33節でエバートンをホームに迎えた。スコアレスで迎えた後半、アーセナルのダニ・セバージョスがボックス内でリシャルリソンに倒され、PKの判定に。しかしVARが介入した結果、当該の場面でニコラ・ペペがオフサイドだったとされ、PKは取り消しとなった。

 すると試合は終盤の後半31分、リシャルリソンのシュートをGKベルント・レノが股下でファンブルし、ボールはそのままゴールへ。アーセナルはこのオウンゴールによってエバートンに敗れている。

 試合後、アルテタ監督はPKが与えられなかったことについて「これはいくつも積み上がってきたことだ。もう十分。誰も説明できないほどたくさんある。これは多くの人々、私たちの仕事、そして我々のクラブに大きな影響を与える」と怒りを抑え切れないようだ。

 さらに『BBC』にも「ピッチ上の我々はより良いチームだった。試合をコントロールしていたし、チャンスもあった。しかし、どういうわけかPKを与えられず、オウンゴールで敗れた」と判定に納得がいっていないことを明かした。

 それでも怒りが収まらないアルテタ監督は、18日に行われたプレミアリーグ第32節のフルハム戦についてもコメント。同試合でもダニ・セバージョスのゴールがVARによって取り消されていたことを受けて次のように語った。

「明らかなPKだった。後から異なる決定がされた。どうやって、誰がこれを説明するんだ。彼らの顔は見えない。それに2週間で2度目だぞ」

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