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ジダン、ベティス戦スコアレスに…「いつも通りだ。一回引き分ければチームはひどいとみなされる」

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試合を振り返るジネディーヌ・ジダン監督

 24日のラ・リーガ第32節、レアル・マドリーはホームのアルフレド・ディ・ステファノでのベティス戦をスコアレスドローで終えた。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、チームが攻撃面において問題を抱えていたとの見解を示した。

 ベティスの堅守を崩すことができずスコアレスで試合を終え、連勝を逃したレアル・マドリー。翌日にアスレティック・ビルバオ戦を控える首位アトレティコ・マドリーに勝ち点差を5まで広げられる可能性があるほか、同じく翌日にビジャレアル戦に臨み、なおかつ2試合消化が少ないバルセロナに勝ち点71で並ばれる可能性もつくってしまった。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたジダン監督は、次のような感想を述べている。

「勝ち点2を失った。それは明らかだ。守備面はとても良かったが、攻撃面では様々なものが欠けていた。今日、前線は鋭いプレーを見せられなかった」

「私たちは勝ち点2を失った。しかし、火曜(チャンピオンズリーグ準決勝チェルシー戦)の試合に集中しなくてはならない。リーガはまだ試合が残っており、最後まで戦っていく。リーガは今日終わったわけではない」

 チェルシー戦に向けて悲観的な意見が続出しそうだが、ジダン監督はチームが似たような経験をしてきたことを強調した。

「いつも通りだ。勝ち点2を失えば、私たちはひどいとみなされる。私たちは次の一戦、今季最も難しい一戦に向けて準備ができている。今日、勝利のために何かが欠けていたことも確かだが、私たちは良い感じだよ」

 その一方で負傷から回復し、この試合の後半途中から起用したMFエデン・アザールについて言及している。

「とても良い感触があった。エデンの復帰には満足している。彼は私たちの力になれる存在だからね」

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