バルセロナとの契約更新が実現せず、今夏の移籍市場でまさかのパリSG加入となったFWリオネル・メッシ。そのメッシが、バルセロナ側がPSGの選手を求めていたというエピソードを明かしている。

　入団会見でメッシは、「PSGは本当に素晴らしい選手が多い。ドレッシングルームもワールドクラスな顔ぶれだね」とチームメイトを称賛。そして、記者から「マルコ・ベッラッティはシャビやアンドレス・イニエスタと同等のプレーメーカーだと思うか?」と問われると、「そう思う。間違いないね」と即答した。

「実はバルサはベッラッティを欲しがっていて、なんとか獲得できないかと画策していたみたいだ。彼はあのポジションでは世界最高の選手の1人で、フェノーメノだからね。でも、それは実現しなかった。結果的に、逆に僕がパリに来る形になったよ」

　バルセロナで数々の栄光を築いてきたメッシ。その稀代の名手が「フェノーメノ」と語るほど、イタリア代表MFに対して一目置いていたようだ。

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