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長谷部&鎌田途中出場のフランクフルトはスコアレスドロー…怒涛の攻撃実らず初勝利お預け

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MF鎌田大地(左)とMF長谷部誠は途中出場

[8.21 ブンデスリーガ第2節 フランクフルト 0-0 アウクスブルク]

 ブンデスリーガは21日、第2節を行い、日本代表MF鎌田大地と元日本代表主将のMF長谷部誠が所属するフランクフルトはホームでアウクスブルクと対戦し、0-0で引き分けた。前節のドルトムント戦で2-5の大敗を喫したフランクフルトは、先発メンバーを5人変更。長谷部と鎌田はベンチスタートとなった。

 フランクフルトは前半11分、左サイドを駆け上がったMFフィリップ・コスティッチがグラウンダーのクロスを送ると、走り込んだFWラファエル・ボレがシュート。しかし、この決定機は相手ディフェンダーに防がれ、先制とはならなかった。

 前半13分には両チームにアクシデント。フランクフルトのDFマルティン・ヒンテレッガーとアウクスブルクのFWフロリアン・ニーダーレヒナーが空中戦で激しく頭を接触し、ピッチに倒れ込んだ。ヒンテレッガーはプレーを続行したが、ニーダーレヒナーは交代を余儀なくされた。

 フランクフルトは後半37分に再びチャンスを迎える。左サイドからのコスティッチのクロスをボレが空振り。流れたボールをMFイェンス・ペッター・ハウゲが右足を振り抜く。しかし、強烈なシュートは、アウグスブルクGKラファウ・ギキエビツの正面に行きネットを揺らすには至らなかった。

 後半40分には、MFイェスパー・リンドストロムのパスを受けたハウゲがGKと一対一を迎えるが、タイミングよく飛び出したギキエビツのブロッキングに遭う。前半アディショナルタイムにはMFアイディン・フルスティッチがミドルから狙ったが、シュートは大きく枠を外れていった。

 フランクフルトはサイドを起点とし攻撃を展開するも無得点。アウクスブルクも攻め手を欠き、スコアレスドローで前半が終了した。後半に入るとアウクスブルクが攻勢に出る。6分には右サイドからMFフレドリック・イェンセンがクロスを上げると、MFルベン・バルガスが飛び込む。ゴールを脅かすも得点とはならない。

 その後、ホームの声援を受けるアウクスブルクは果敢に攻め立てるもスコアを動かすことが出来ない。すると後半25分、ハウゲに代わり鎌田がピッチへ。後半32分にはペナルティーエリア外でフリーでボールを受けるも、シュートはディフェンスにブロックされた。

 フランクフルトは後半35分にフルスティッチとリンドストロムを下げて、長谷部とFWラフナール・アヘを投入。攻撃に厚みを持たせるも最後までネットを揺らすことができず、0-0のスコアレスドローで終わった。フランクフルトの今季リーグ戦初勝利は次節以降にお預けとなった。

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