サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が17日、ケガから回復してチームの全体練習に復帰した。ジェノバ地元紙『イル・セーコロXIX』が17日、伝えている。

　2020年1月からサンプドリアでプレーする吉田は今シーズン、リーグ戦18試合に出場、2ゴールをマークするなどしてチームに貢献してきた。だが、先月6日に行われたセリエA第20節のカリアリ戦において、51分に太ももの筋肉系のトラブルにより途中交代。その後、日本代表戦も含めて1カ月以上にわたって戦列を離れた。

　吉田を欠いたチームは、カリアリ戦を含めて直近のセリエA6試合において1勝5敗で16位と成績は低迷。指揮官もロベルト・ダべルサからマルコ・ジャンパオロへと交代した。19日にエンポリ戦が控える中、ジェノバの地元紙は、「サンプドリアはヨシダが戻ってくる」との見出しで日本代表DFの復帰を伝えている。

「土曜日のエンポリ戦へマルコ・ジャンパオロに朗報だ」と報道。「日本人DFは、1月6日から筋肉系のトラブルにより不在だったが、通常通りのチームの全体練習をこなした。そうなれば、トスカーナ勢との試合へ招集される可能性もある」と伝えている。

『TUTTOmercatoWEB』も同様に、吉田の動向を伝えている。「マヤ・ヨシダから朗報が届いた。1月6日のケガから回復した。土曜の試合に招集されるかもしれない」などと綴っている。はたして新指揮官ジャンパオロの下、吉田の出場は実現するのか、注目されるところだ。

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