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無冠のユーべ、22歳ブラホビッチが奮起「天国へ行くためなら地獄へ下る覚悟がある」

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ユベントスのFWドゥシャン・ブラホビッチ

 ユベントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチが12日、自身のインスタグラムを更新し、意気込みを語った。

 11日に行われたコッパ・イタリア決勝で延長戦の末、2-4でインテルに敗れて準優勝に終わったユベントス。今シーズンはリーグ戦のほか、スーペルコッパのタイトルも逃し、11年ぶりに無冠に終わった。1月の移籍市場でフィオレンティーナから加わった22歳の逸材、ブラホビッチも落胆を隠せない。イタリア杯決勝の舞台で公式戦5試合ぶりにゴールを挙げ、一時はユーヴェに2-1のリードをもたらしたセルビア代表FWは、SNSを更新すると、敗戦を振り返りつつ、今後の再起を誓った。

「このような試合はつらい。だが僕はあることを悟った。君を天国へ再び連れていくために必要ならば、君とともに地獄へ下っていく覚悟が自分にはあるということをね。フォルツァ(頑張れ)ユーべ」

 13日の『メディアセット』の報道によれば、イタリア杯の夜、クラブの黄金期を支えてきたパヴェル・ネドヴェド副会長が無冠に終わったチームに落胆。ロッカールーム内において、選手たちや指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリに不満を浴びせたと伝えられている。

 混迷深まるユベントスは、37歳の主将ジョルジョ・キエッリーニも今シーズン限りでチームを去ることが決定。クラブの先行きが不透明な中、22歳の若き新エースは目の前の困難に屈せず、老貴婦人をけん引していく覚悟を決めたようだ。今シーズンのセリエAは残り2試合となるが、今後の活躍は期待されるところだ。

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