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UEFAが半自動オフサイドラインテクノロジーの導入を発表! 世界初披露はCL王者vsEL王者のスーパー杯

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 欧州サッカー連盟(UEFA)は3日、10日に開催されるレアル・マドリーvsフランクフルト(ヘルシンキ)のUEFAスーパーカップと今季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループステージから「半自動オフサイドラインテクノロジー」を導入すると発表した。

 同テクノロジーは、スタジアムの屋根に取り付けられた12台の専用追尾カメラを使用し、ボールと各選手の体の部位を1秒間に50回追跡。オフサイドの判断に必要となる四肢の先端までを含む選手1人あたり29の体の部位を追尾することが可能となっている。

 昨季の欧州CLや今夏のUEFA女子EURO(欧州女子選手権)の決勝トーナメント全試合など、これまでに188回のテストを実施。今年11月21日に開幕するカタールワールドカップでの導入も決まっている。

 UEFAのロベルト・ロゼッティ審判委員長は「この革新的なシステムにより、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チームはオフサイドの状況を迅速かつ正確に判断できるようになり、試合の流れと判定の一貫性が向上する」と新テクノロジーに期待。CL王者とEL王者が激突するフィンランド・ヘルシンキで世界初披露となる。

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