バルセロナ(スペイン)所属の17歳FWボージャン・クルキッチが4日のバレンシア戦で2得点をあげた。これで今季10得点としたボージャンは、途中出場も多いリーグデビューのルーキーイヤーで早くも二桁得点を記録した。ちなみに現在バルセロナのチーム内得点王は14得点のエトー。次ぐ2位がメッシとボージャンの10得点となっている。

　ボージャンはその期待の大きさから、同じく17歳でトップチームに合流したレアル・マドリーのFWラウル・ゴンザレスとときに比較される。そのラウルはリーグデビューした94-95シーズンの通算ゴール数は9得点だった。
　すでに10得点でラウルの記録を破ったボージャンはまだ残り3試合ある。所属クラブこそ違うが、スペインサッカー界の偉大なる至宝を超え、さらにその記録を伸ばす可能性も高そうだ。