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アラバの年間MVP投票にR・マドリーファン激怒「出ていけ」「恥ずべき」本人が釈明する事態に

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DFダビド・アラバの投票が騒動に

 国際サッカー連盟(FIFA)は27日、年間最優秀選手にFWリオネル・メッシが選出されたことを発表した。この賞に関して、レアル・マドリーDFダビド・アラバの投票に一部から批判が相次いでいる。

 年間最優秀選手賞は各代表チームのキャプテンに投票権が与えられ、それぞれ1位から3位の選手を選出する。1位に5ポイント、2位に3ポイント、3位に1ポイントと傾斜がつくため、選出する順番も重要となる。

 FIFAはメッシの受賞とともに、各選手の投票先を公開。オーストリア代表で主将を務めるアラバが1位に選んだのは、バルセロナで長年活躍したメッシだったことが分かった。またR・マドリーでともにプレーするFWカリム・ベンゼマを2位とし、3位にFWキリアン・ムバッペを選出している。

 この結果を見た一部のレアルファンは、ベンゼマではなくメッシを優先したことに激怒。「マドリーに居場所はない」「出ていけ」「恥ずべき投票」といった批判コメントが寄せられ、一部には人種差別的な投稿も確認された。

 この騒動を受け、アラバは自身のツイッター(@David_Alaba)で釈明文を投稿。「僕だけでなくチームとしてオーストリア代表からの投票を行った。チーム全員で選ぶことができ、そのようにして決まった」と投票の背景を説明した。

 続けて「僕がベンゼマと彼のパフォーマンスをどれだけ尊敬しているか、皆さんはご存じだろう。特に彼自身はよく分かっている。僕は世界最高のストライカーがベンゼマだとよく言っているし、それは変わらない。疑う余地のないものだ」とベンゼマを高く評価していることを伝えている。

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