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韓国紙「日本の不満爆発」「さらに怒らせたことは…」ネイマールを巡るファンの反応を紹介

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全北現代戦で活躍したFWネイマール

 韓国『朝鮮日報』が4日、「日本の不満爆発『ネイマール、日本でプレーしなかったのに、なぜチケット代も韓国の方が安いのか?』」と題し、パリSGのブラジル代表FWネイマールを巡る日本の反応を紹介している。

 プレシーズン中のパリSGは3日、釜山で行われた親善試合で全北現代に3-0で快勝。負傷明けのネイマールは日本ツアーの全3試合を欠場していたが、日本での最終戦から2日後の全北現代戦ではフル出場を果たし、全得点に絡む2ゴール1アシストの活躍を見せた。

 同紙は記事で「ネイマールが韓国でフルタイム出場した後、日本ファンの不満が爆発した」とし、「ネイマールのプレーは日本のファンを不快にさせた。ネイマールが日本での3試合で1秒もプレーしなかったからだ。その上、リオネル・メッシが移籍し、キリアン・ムバッペがクラブとの対立でアジアツアーから除外された状況。パリSGはネイマールを積極的に宣伝し、日本ツアーで莫大な利益を上げたが、ネイマールは1秒もプレーせず、怒りを買った」と、その経緯を伝えた。

 また、「日本のファンをさらに怒らせた」ものとしてチケットの価格を挙げている。パリSG対インテルで用意された350万円のホスピタリティチケットは完売。パリSG対セレッソ大阪の一般チケットも10万円のピッチサイドシート(カテゴリー1アップグレード)をはじめ、高額な料金設定となっていた。

 一方、パリSG対全北現代では、プレミアムA席が50万ウォン(約5万4400円)、カテゴリー1が32万ウォン(約3万4800円)、カテゴリー2が18万ウォン(約1万9600円)、カテゴリー3が12万ウォン(約1万3000円)。Kリーグのシーズンチケットが買えるほど高額だったというが、日本と比べれば比較的安い価格だった。

 同紙によると、パリSGは今年の日本ツアーで、昨年の1300万ユーロ(約20億円)を上回る2000万ユーロ(約31億円)の収益を得ることが予想されているという。しかし、スター選手の欠場が目立ったことで同紙は「日本ファンの失望感も非常に大きい」と伝え、「パリSGが日本ツアーで商業的な側面だけを考慮したという批判を避けられなくなった。日本でのネイマールは、韓国での(クリスティアーノ・)ロナウド(ユベントス時代の2020年に韓国での親善試合を欠場)のような非好感のイメージが固まった」とレポートした。

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