リバプールは1日、バイエルンからオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ(21)を獲得したことを発表した。背番号は前所属と同じ「38」に決定。イギリス『スカイ・スポーツ』によると契約期間は5年間で、移籍金は3420万ポンド(約63億円)とみられる。

　ボランチを主戦場とするフラーフェンベルフはアヤックスのユースで育ち、クラブ史上最年少の16歳でプロデビュー。エールディビジやKNVBカップの優勝に貢献し、2022年夏に5年契約でバイエルンへ移籍した。初年度は公式戦33試合に出場し、1ゴールを記録。しかし途中投入が多く、MFヨシュア・キミッヒやMFレオン・ゴレツカからポジションを奪うまでには至らなかった。

　加入に際してクラブ公式サイトを通じ、「とてもハッピーだよ。契約が成立し、ようやくここに来ることができて、とても嬉しい。(リバプールは)世界有数のビッグクラブだ。また、ファン、スタジアム、外からの全てがトップだと思う」と喜びを語っている。

　リバプールは今夏にブライトンからMFアレクシス・マック・アリスター、ライプツィヒからMFドミニク・ショボスライ、シュツットガルトからMF遠藤航を獲得。フラーフェンベルフは今夏4人目の新戦力となった。

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