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山根視来のPK献上、米審判組織が誤審認定「攻撃側がイニシエイトした」VAR介入も主審が判定固持

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PK献上も誤審だった

 アメリカの審判員統括組織であるプロフェッショナル・レフェリー・オーガナイゼーション(PRO)が13日、LAギャラクシーDF山根視来のファールでPKとした判定が誤審だったことを認定した。

 山根は6日のメジャー・リーグ・サッカー(MLS/北米1部)・LAFC戦に先発出場。前半31分、自陣ペナルティーエリア内でドリブルを仕掛けるFWデニス・ブアンガにスライディングタックルを試みると、主審にPKと判定された。

 ただ映像を見るとブアンガは接触する前に飛んでおり、シミュレーションのようにも見えた。VARもノーファールの可能性で主審に映像を確認するよう伝えたが、主審は映像を見た結果判定を変えず、PKの判定を固持した。

 PROは公式YouTubeチャンネルでこのシーンの審判音声を公開。VARは「LAギャラクシーの選手(山根)は何もせず、99番(ブアンガ)が脚を蹴って倒れた」などと分析し、主審にオン・フィールド・レビューを推奨した。ただ、主審は「山根がボールに近くなく遅れていて、接触がある。PKのままにする」と伝えていた。

 この判定についてPROは「接触はあるものの、それはブアンガが倒れる前に飛んで足を開き、山根との接触をイニシエイトした(自ら作り出した)もの」と伝え、「これはPKではなかった。VARがレビューを推奨したことは正しかった」と見解を示して誤審を認定。ただ試合結果が変わることはなく、このPKが決勝点となり、LAギャラクシーは1-2で敗れている。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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