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W杯欧州予選4組展望

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ドイツ
ロシア
フィンランド
ウェールズ
アゼルバイジャン
リヒテンシュタイン

 W杯欧州予選4組は、15大会連続の本大会出場を目指すドイツ、EURO2008で4強入りしたロシアが同居した注目のグループとなっている。

 前回の地元開催のW杯で3位、EURO2008では準優勝と抜群の戦績を残すドイツがグループの大本命。MFミヒャエル・バラックを筆頭に、経験豊富な好タレントを多く揃えており、隙の無い陣容となっている。

 そのドイツとの一騎打ちの相手と目されているのが知将フース・ヒディンクに率いられるロシア。FWアンドレイ・アルシャフィン、ロマン・パブリチェンコといったワールドクラスのタレントを抱え、EURO2008での躍進もあり欧州の強豪と認知された。

 3番手と目されているフィンランドがこの2強に割って入るのは厳しいだろう。近年の欧州予選では惜しいところまで行くが予選突破は無し。ドイツ、ロシアとはタレントの質量、実績面でも大きく見劣りし、今回も従来と同じ結果に落ち着きそうだ。

 4番手以下のウェールズ、アゼルバイジャン、リヒテンシュタインにも予選突破の目はほとんど無いと見ていいだろう。

 4組はドイツとロシアの一騎打ち、無風区で終わりそうだ。

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(文 宝田雅樹)

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