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W杯欧州予選6組展望

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クロアチア
イングランド
ウクライナ
ベラルーシ
カザフスタン
アンドラ

 W杯欧州予選6組は、クロアチア、イングランドの強豪に加え、前回大会のベスト8でもあるウクライナが同居するという、1組と並んで今予選の激戦区だ。

 スラベン・ビリッチ監督率いる最新FIFAランク5位のクロアチアは組織的に整備された好チーム。また、過去のW杯予選では一度も予選敗退の経験が無く、抜群の勝負強さを誇っている。

 そのクロアチアにEURO2008予選で屈辱の予選落ちに追い込まれたイングランドは雪辱に燃えている。イタリア人のファビオ・カペッロを新監督に迎え、スクランブル体制で予選突破を目指す。

 クロアチア、イングランドの両雄に挟まれたウクライナはクジ運に恵まれなかったといえる。エースFWアンドリュー・シェフチェンコもかつての輝きが薄れ、後に続くタレントも乏しいのであれば、苦戦は必至だろう。

 また、4番手以下のベラルーシ、カザフスタン、アンドラに関しては予選突破は非現実的といえる。上記の3強とは戦力的に大きく見劣りし、本大会出場はノーチャンスだろう。

 クロアチアとイングランドどちらかの勝ち抜けが濃厚のこのグループ、ウクライナは両者の間隙を付いて2位以上を目指せるかが注目だ。

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(文 宝田雅樹)

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