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W杯欧州予選9組展望

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オランダ
スコットランド
ノルウェー
マケドニア
アイスランド

 W杯欧州予選9組はオランダ、スコットランド、ノルウェーの実力国に加え、マケドニア、アイスランドの新興勢力が顔を揃えた。

 同グループの大本命はEURO2008でイタリアやフランスなどの大国を完膚無きまでに叩き、ベスト8に進出したオランダ。同大会で活躍した選手が健在で、引退したFWルート・ファン・ニステルローイの穴も成長著しいロビン・ファンペルシーやクラース・ヤン・フンテラールが埋めるため問題は無いだろう。

 そのオランダの対抗馬はスコットランドとノルウェーになる。両チームともに近年の主要国際大会から遠ざかっており、今予選は復活を期して臨む。一方で、オランダに並ぶほどの戦力は有しておらず、当面の目標は2位争いということになるだろう。

 マケドニアとアイスランドに関しては、単発で金星を挙げることはあるかもしれないが、継続した勝利は不可能だろう。実績、安定感、戦力差から見ても、スコットランドとノルウェーの2位争いに割って入るのは厳しいといえる。

 この組も、ドイツ、ロシアの4組、イタリアの8組同様、無風で終わるのが濃厚だろう。

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(文 宝田雅樹)

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