オランダは11日、ロッテルダムで行われた10年南アフリカW杯欧州予選9組アイスランド戦で2-0の勝利を収めた。

　試合は前半14分、ホームのオランダがR・マドリ-(スペイン)MFラファエル・ファン・デル・ファールトのクロスをハンブルガーSV(ドイツ)DFヨリス・マタイセンが合わせ先制すると、後半19分には再びファン・デル・ファールトのアシストから今度はアヤックス(オランダ)FWクラース・ヤン・フンテラールが追加点を挙げ、アイスランドを突き放した。

　同日のUEFAによると、オランダのベルト・ファン・マルバイク監督は試合後「アイスランドが守備を固めてくることは分かっていた。だが、私たちは辛抱強いサッカーを続け、やがて訪れたチャンスを生かすことができた。内容は良かったと思う。予選で好スタートを切れたが、まだ始まったばかりだ。先は長い」と話したとのこと。

　2連勝で9組首位を維持したオランダは次節、15日にアウェーでノルウェーと対戦する。

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(文　宝田雅樹)