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A・マドリーに本拠地使用禁止処分

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 UEFA規律委員会は14日、1日の欧州CLグループリーグで発生したサポーターの暴動騒動を受け、ホームのA・マドリーにUEFA主催クラブ大会での3試合の本拠地使用禁止処分を科した。1日のマルセイユ戦で運営上の不備が原因でサポーターの暴動騒ぎが発生。この責任を問われていたA・マドリーには15万ユーロ(約2100万円)の罰金も科された。これにより、今後の欧州CLのホーム2試合をマドリードから300km以上離れたスタジアムで行うことになった。本拠地使用禁止は、22日のリバプール戦と11月26日のPSV戦に適用される。

 uefa.comによると、3試合目の処分は執行が5年間猶予されるため、グループリーグを突破した場合、決勝トーナメント1回戦から本拠地ビセンテ・カルデロンの使用が可能になるという。また、ハビエル・アギーレ監督にもUEFA主催クラブ大会での2試合のベンチ入り禁止処分が科された。処分は22日にホーム代替地で行われるリバプール戦、11月4日の敵地・リバプール戦の2試合に適用される。試合中と試合後の公式行事への参加、通路やテクニカルエリア、選手控え室への立ち入りを許されないほか、チームと意思疎通を図ることも禁止される。A・マドリーは、17日正午(日本時間19時)までに今回の決定について上訴できる。

(文 西山紘平)

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