[ミラノ 20日 ロイター]
　サッカーの米メジャーリーグ・サッカー(MLS)ギャラクシー所属のMFデイビッド・ベッカム(33)が20日、オフ中に期限付き移籍するイタリア・セリエA、ACミランの入団会見に出席した。

　ベッカムはこの日にミラノ入りし、身体検査を済ませた。1月から約2ヵ月間の移籍となるベッカムは、背番号「32」のユニフォームに袖を通す。

　ベッカムは会見で「私はずっと最高レベルでのプレーを求めていると言ってきた。米国がそのレベルに達しないとは思わないし、いつかはそこに到達すると思っている」とコメント。代表試合の出場を望むなら、5ヵ月間のオフ中にこのようなチャンスを利用することは重要だと付け加えた。

　また、ミランのガリアーニ副会長が、ベッカムが翌年も期限付き移籍する可能性があると発言したことに関し、「自分はギャラクシーの選手。チームに戻る」と返答するにとどまった。

<写真>12月20日、ベッカムがミランで入団会見。写真はガリアーニ副会長(右)とベッカム(2008年　ロイター/Giampiero Sposito)