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マケダをめぐり母国イタリアで議論

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 マンチェスター・ユナイテッドのFWフェデリコ・マケダ(17)をめぐって母国イタリアで議論が巻き起こっている。5日のアストン・ビラ戦、11日のサンダーランド戦で2試合連続ゴールを挙げ、鮮烈なプレミアデビューを飾った新星は、出身地ローマに本拠を置くラツィオの下部組織で育った。同クラブでの将来を嘱望されていたが、16歳になった数日後にマンUと契約した。

 イタリアでは規定で18歳未満の選手とは契約できない。スポーツニッポンによると、マケダが初得点を決めた翌日、ラツィオのロティート会長は「引き留めようと説得したが、強引な手段で横取りされた。こんなことばかり起こるから自前のスターが出てこない」と嘆いたという。

 一方、英国で監督経験のある元イタリア代表のビアリ氏は「セリエAでは若手起用に消極的すぎる」と、イタリアの保守的な体質も問題点だと指摘している。

(文 西山紘平)

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