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2強辛勝、MF徐亮が左足FKで得点ランク首位に:中国CSL11節

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 中国サッカー協会スーパーリーグは13日と14日、第11節を行った。
 勝ち点19で並ぶ首位の北京国安と2位・山東魯能泰山がともに1-0での勝利を収めた。5位の天津泰達と戦った北京は前半10分、クロアチア人MFダルコ・マティッチが最終ラインの裏のスペースへ浮き球のスルーパス。DFと競りながら反応したFWジョエル・グリフィスが胸トラップからの右足シュートでねじ込み、決勝点を挙げた。
 山東魯能は杭州緑城と対戦。前半24分、レバノン代表MFローダ・アンタルのスルーパスで右サイドを抜け出したFW呂征が中央へ完璧な折り返し。走りこんだ元中国代表FW李金羽が右足ダイレクトでゴールへ流し込み、決勝ゴールを奪った。

 3位の長春亜泰は河南建業FWレアンドロの左足ミドルに沈み、0-1で敗戦。また4位の上海申花は広州医薬の元中国代表MF徐亮の豪快な左足FKで決勝点を奪われ、1-2で敗れた。今季7得点目の徐亮は、得点ランキング単独首位へ踊り出る素晴らしい決勝弾。結果、河南建業が3位、広州医薬が4位へそれぞれ順位を上げている。

その他の、CSL第11節の試合結果は以下の通り
大連実徳 0-0 陝西中新
重慶力帆 1-1 成都謝菲聯
長沙金徳 2-1 江蘇舜天
青島中能 2-2 深セン

第11節終了時点の主な順位は以下の通り。( )内は勝ち点、その後ろの数字は得失点差
1 北京国安(22)+12
2 山東魯能泰山(22)+4
3 河南建業(18)+2
4 広州医薬(17)+1
5 長春亜泰(17)0

(文 吉田太郎)

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