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[コンフェデ]スペイン、イラクに苦戦もビジャ弾で準決勝進出

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 17日、コンフェデレーションズカップ第3日目はグループAのスペイン対イタリアの試合が行われ、スペインが1-0で勝利した。

 初戦ニュージーランド戦からメンバーを入れ替えたスペインの先発は以下の通り。
GKイケル・カシージャス
DFセルヒオ・ラモスジェラール・ピケラウール・アルビオルホアン・カプデビラ
MFフアン・マタシャビ・アロンソシャビ・エルナンデスサンティ・カソルラ
FWフェルナンド・トーレスダビド・ビジャ
 対するイラクは攻撃の中心選手FWユニス・マフムードをベンチに置き、5バックの守備的な布陣で試合の臨んだ。

 ゲームは大方の予想通り、立ち上がりからスペインが主導権を握り、イラク陣営で時計の針が進んでいく。しかし右クロスからのビジャのダイレクトボレー、ドリブル突破からのカソルラのミドルシュートなどでイラクゴールを襲うものの、2ボランチまでが守備ラインに入って7人で守りを固めるイラク守備陣を崩しきることができず、決定機を作るにはいたらない。対するイラクは自陣でボールを回すのが精一杯で、スペインPAに迫ることもほとんどないままに前半終了。
 そして後半、先制したのはやはり圧倒的にペースを握るスペインだった。後半10分、左サイドタッチライン際からカプデビラがあげたマイナス気味のクロスを、中央のビジャがヘディングで決めてようやくスペインが先制。その後もスペインが主導権を握り続けるが、イラクの22歳GKモハメド・カシドの好守もあって追加点を奪えない。イラクは後半35分にユニスを投入。中盤のナシャト・アクラムからの展開でユニスがカウンターを仕掛けるが、GKカシージャスを脅かすにはいたらない。
 スペインはニュージーランド戦で5得点を奪った攻撃力はなりを潜めたが、結局ビジャのゴールが決勝点となり1-0でスペインが勝利。2連勝で準決勝進出を決めた。

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